【メディア掲載情報!】『上毛新聞』で『ハンセン病と文学展』が紹介されました!

ハンセン病と文学展

企画展「ハンセン病と文学展」 (2017年10月21日~11月19日) ‐終了‐

 2017年10月21日~11月19日まで、草津町温泉図書館で開催された『ハンセン病と文学展』(および読書会)が、『上毛新聞』で取りあげられました。
 以下の記事2点から、一部内容を紹介してみたいと思います。

[記事1] 「故沢田さんのハンセン病文学 『泥えびす』読み解く」
『上毛新聞』・2017年10月26日・社会面

「県内外から研究者など12人が参加し、それぞれの立場で作品を読み解いた」
「『泥えびす』は昭和20年代の国立ハンセン病療養所『栗生楽泉園』(同町)を舞台に、一風変わった男の生き方を描いた物語」
「草津町温泉図書館の中沢孝之さんは、入所者が鉄くずを町へ売りに行くくだりに注目し『住民との交流を示す郷土資料として興味深い』と指摘」
編集者の佐藤健太さん「ハンセン病文学は偏見や差別の視点に偏って読まれがち。作品として楽しむことで、その面白さに気付いてほしい」

[記事2] 「草津町温泉図書館『ハンセン病と文学展』―差別の怒りと苦悩」
『上毛新聞』・2017年11月7日・文化面

「ハンセン病にまつわる文学作品を紹介する『ハンセン病と文学展』が19日まで、草津町温泉図書館で開かれている。国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」(同町)入所者らの著作など43点を展示。文学を通じて社会とつながり、差別への怒りや苦悩を訴えた元患者の表現に迫っている」
編集者の佐藤健太さん「差別を受けた当事者の著作を批判してはいけないという先入観があるが、読書会は文学を楽しむのが狙い。自由な感想を言い合うことで、敷居を低くしたい」
ハンセン病と文学展

■上毛新聞 ホームページ
(オンライン版の記事はありません)


 

■「ハンセン病と文学展」レポート特集

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