イギリス - 医学史と社会の対話

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精神病院から生まれたアートと体験型鑑賞プログラム /高林 陽展(立教大学)
 7月20日(土)、2019年度第1回ヒストリー・カフェ「精神医療の歴史」を開催した。このイベントは、文字通りコーヒーとお菓子を手もとにおきつつ、歴史家と参加者たちが、精神医療の歴史というテーマについて語りあうというカジュアルさを前面にだしたものである。2018年から開催している、このイベントも今回で5回目をむかえた。...
【イベント告知】ヒストリー・カフェ 精神医療の歴史 7月20日、第1回開催!
 2019年度「ヒストリー・カフェ 精神医療の歴史」開催のご案内をさせてください。今年度は以下のような日程・会場・テーマで開催を予定しております。みなさまのご参加をお待ちしております。 第1回は、高林を話題提供者として、精神医療と美術の関係について、実際の作品(デジタル複製品)を観ながら、一緒に考えてまいります。また、...
デイヴィッド・ライト著(大谷 誠 訳)『ダウン症の歴史』 書籍紹介/大谷 誠(同志社大学)
『ダウン症の歴史』 (明石書店・2015年) 価格¥4,104(本体¥3,800) デイヴィッド・ライト【著】/大谷 誠【訳】/日本ダウン症協会【協力】 書籍紹介 /大谷 誠(同志社大学 人文科学研究所 嘱託研究員)  今から150年ほど前のイギリスで、ダウン症の医学的分類がジョン・ラングドン・ダウン医師によって行われ...
医学史のアウトリーチについて /鈴木 晃仁(慶應義塾大学)
 1980年代から医学史が学術として目覚ましい発展をとげたあと、2000年代から、医学史の研究成果を、学術的な研究者以外の人々に伝える方法が発展して定着している。この動き全体を、英語圏では「アウトリーチ」と呼び、医学史の学術研究にとって、新しい重点的な課題となっている。そのアウトリーチを日本で先駆的に行い、実績を上げる...