高林陽展の記事一覧

『高校でまなぶ感染症の歴史 歴史総合の授業でつかえる教材集』を公開しました
このたび、「医学史と社会の対話」にて企画・運営したワークショップ「コロナの時代の感染症史教材を共創する─歴史総合にむけて─」をへて『高校でまなぶ感染症の歴史 歴史総合の授業でつかえる教材集』が完成しました。PDFにて公開いたします。 高校でまなぶ感染症の歴史(A4)ダウンロード 高校でまなぶ感染症の歴史(A3見...
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「療治証文」とは何か? ―――江戸時代の医師がはたした「役」/海原 亮(住友史料館) 
江戸時代の医師は、専門的な医の知識・技術を所有し、治療に役立てることを根拠に、社会のなかで独自の位置を占めてきました。 病気や怪我をした患者の治療をするのは職業上、当然のことですが、彼らには、さらに重要な役割が求められていました。それは、事件性の疑われる病人や怪我人を診察して、その具体的な状況を、担当部署(奉行所・検使...
永井隆と医学の殉教者
シーリン・ロー(シンガポール国立大学歴史学部・准教授) 今日の放射線学は、医学において不可欠の領域であり、診断や治療に日常的に用いられている。しかし、19世紀末から20世紀初頭にかけて、医師・看護師・技師など、この領域の先駆者たちは業務のために手足や生命を失うことが多く、リスクの高い専門分野としてスタートした。こうした...
【11/15更新】オンラインセミナー「医学史研究者と考える 感染症史研究の最前線から」(Part 2)第3回(12/5)開催のご案内
3人の研究者が「感染症史研究の最前線」をテーマとして、各自の専門領域の研究状況や課題そして展望を語り、参加者の皆様と知見を共有します。メディカル・ヒューマニティーズ(医療の人文社会学)の研究者・大学院生の方々を中心に、関心のある方に広くご参加いただけます。 ■各回講師とテーマ 【終了】10月10日(土)16:00-18...
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