私宅監置 - 医学史と社会の対話

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12月のイベント告知! ヒストリー・カフェ 精神医療の歴史
 2018年、寝屋川や三田で、精神疾患を患った家族を監禁する事件が起こりました。これは、歴史上の用語で言えば、精神疾患患者の私宅監置です。私宅監置が違法となってから60年以上が経ついま、なぜこのような事件は起きたのでしょうか。近代日本における私宅監置の歴史をひも解き、現状を考えてみませんか。第2回ヒストリー・カフェへの...
イベント告知! ヒストリー・カフェ 精神医療の歴史
 この度、慶應義塾大学経済学部鈴木晃仁研究室では、日本学術振興会「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業(実社会対応プログラム)」採択事業「医学史の現代的意義―感染症対策の歴史化と医学史研究の社会との対話の構築」の下、立教大学文学部高林陽展研究室との連携により、下記イベント「ヒストリー・カフェ 精神医療の歴史...
大阪での「私宅監置と日本の精神医療史」展を終えて/橋本 明(愛知県立大学)
展示の準備作業  博物館で展示することのメリットは、当然ながら多くの人に見てもらえるということである。さらに、運営上の立場から言えば、博物館にはスタッフが常駐しているので、「店番」を雇う手間がいらないということもある。過去の展示会では、会場の「店番」アルバイトをさがすか、さもなければ私自身が展示会場で張り付いている必要...
東京都立松沢病院での「私宅監置と日本の精神医療史」展-企画・展示者としての舞台裏からの報告- /橋本明(愛知県立大学)
 2014年度から「歴史理解にもとづく精神保健福祉教育プログラムの開発」という研究をはじめた。その一環として「精神医療ミュージアム移動展示プロジェクト」なるものを行っている。  構想の初期段階で、精神保健医療福祉関係者の何人かにこのプロジェクトについて意見を聞いてみた。「それはいいですね、歴史は大切ですからね」という、...