感染症 - 医学史と社会の対話

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季節性インフルエンザワクチン接種―医療政策と接種習慣の日米比較  /ジュリア・ヨング(法政大学)
Click here for an English version. >>  日米の医学と社会の歴史の中で、感染症がたびたび発生して広範囲に広がることは大きな特徴である。しかし、今では、有効なワクチンの開発により、伝染病による大流行は比較的まれな現象となった。また、科学や技術が大きな進歩をして、麻疹、ジフテ...
感染症と人類の闘い―国際協力の発展― /詫摩佳代(首都大学東京)
感染症と人類社会―いくつかの文学を手掛かりに  2014年、世界を震撼させたエボラ出血熱は、2018年5月、再びアフリカのコンゴでその勢いを盛り返しつつある。感染症は歴史的に人類社会を震撼させ、時には破壊的な打撃を与えてきた。例えば14世紀半ばのヨーロッパでは、黒死病(ペスト)が大流行した。内陸アジアで発生したペストは...